
ミニマリストの人って、家具はどう選んでいるの?
そんな疑問にお答えします。
ミニマリスト主婦の私が、家具を買う時に選ぶポイントを紹介します。
我が家では、部屋の快適さのために必要だと思った場合に、家具を購入しています。
今のようなミニマルライフスタイルになる以前は、収納用品や本棚を購入して収納場所を作ることを繰り返す時期もありました。
それらの家具は、ヤフオクで売ったり粗大ごみで処分して、ミニマリスト思考で選んだ家具に少しずつ入れ替えていきました。
この記事では、その時に気づいたことや反省を踏まえて、ミニマリスト思考の家具選びのポイントをお話ししたいと思います。
家具を1人で持てること
『家具を1人で持てること』は、ミニマリスト的家具選びの絶対条件だと思っています。
これは、家具を買う時、所有している時、手放す時の、下記のような場面を想定しているからです。
購入後、自分で家に運ぶ時
最近はIKEAやニトリで安い家具が買えるようになりましたが、家具なので送料が意外とかかります。
自分で持ち帰れば、送料もかかりません。時間と手前はかかりますが、持てる程度の大きさなら大変ではないです。
家具の配送をした場合でも、搬入は玄関先までだったり設置料が別料金の場合も多いので、結局家の中で運ぶのは自分でする必要があります。
引っ越しの時
引っ越しの際に、1人で持てる範囲の家具ばかりなら、レンタカーで引っ越しも可能です。
家族や友達の力を借りれば、引っ越し業者にお願いしなくても済みます。
引っ越し業者の方にお願いしても、コンパクトサイズの家具ばかりなら、見積金額を抑えることもできます。
最近は引っ越し業者さんの人手不足で、時期によっては引っ越しの日程や手配もままならないと聞くので、小さく引っ越しできることは費用面も含めてメリットです。
模様替えする時
1人で持てるということは、模様替えや別の部屋への家具の移動もしやすいです。
家具を置く場所が変わっても、1人で持てる程度の大きさなら、家具のサイズが収まらないから違う場所に置けないリスクも生まれにくいです。
組み立てが必要な場合
私はこれまで過去に、IKEAの家具だけでも20ぐらい組み立てたことがあります。
その経験から当然ですが、家具が大きくなれば当然組み立てる時の労力も大きくなるんですよね。
家具を組み立てる前は、パーツを床に並べるのでかなりのスペースも必要です。
家具の組み立てが必要な時は、1人で持てる範囲なら、組み立てる時の労力もかなり軽減されます。
地震の時に家族に危害を加えないこと
その家具の置き場所も大事ですが、地震で倒れた時にどう倒れるかを考えます。
- ドアを塞いでしまわないか
- よくいる場所や、寝ている場所に倒れないか
低の家具なら倒れた時の範囲が狭くなり、スペースを確保できると思います。
背が高い家具は収納量があるので、入っているモノの数も多くなり、家具が倒れないようにするための対策も必要になります。
私は、倒れないようにするのではなくて、倒れても大丈夫かどうかを考えて家具を選んでいます。
そうすると『家具を1人で持てること』と共通するのは家具選びのポイントは、コンパクト家具を選ぶということになります。
折りたたみ・スタッキングかどうか
ミニマリストは、『折りたたみ』や『スタッキング』のモノを選ぶ傾向にあります。
折りたためるものは同じ機能を持ったものでもコンパクトにすることができ、スタッキングは主に収納する時にコンパクトになります。
なので家具選びでも私は、目当ての家具に折りたためる家具があれば、折りたためる家具を選ぶようにしています。(折りたたみテレビ台とか不必要なものは探しません。)
部屋の中でも使う頻度によっては、たためるので省スペースになります。
引っ越しの時にも、たたむことでコンパクトになりスペースが減るので、引っ越し費用を抑えることができます。
我が家の椅子は、『IKEAの木製スツールFROSTA』で、スタッキングできるので、使わない時は重ねて部屋の隅に置いています。
手放す時を想定する
家具を購入する時とは逆に、家からその家具を手放す時もミニマリスト的な家具選びの大事なポイントです。
手放す時とは、身近な人に譲ったり、メルカリなどで売る、粗大ゴミで捨てる場合です。
家具を売るにも大きなものは、配送料が高くなります。
最近のメルカリなどの個人間での売買は、売る側が送料を負担することが多いので、売って得られる利益が少なくなると思います。
さらに大きな家具だと、発送や梱包を手間も大きくなります。
捨てる時のコストを考える
お住いの自治体の粗大ごみを捨てるのにかかる費用はご存知ですか?
私の住んでいる千代田区では、長辺が30cmを超えるものは粗大ごみにあたり、処理費用は品目ごとに異なっていて200円からになります。
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大人の背の高さ程度の棚なら、千代田区の粗大ごみの処理費用は1,000円前後になります。
安い家具を買って得したとしても、粗大ごみとして手放す場合は、高い家具でも安い家具でも一律に費用がかかります。
家具を選ぶポイントは、買う時の価格や手間だけでなく、捨てる時の費用や手間も考えて購入することです。
まとめ ミニマリスト思考で家具を買う時の5つのチェックポイント
私はミニマリストですが、家具は持っているし使っています。
持たない選択をした家具もありますが、あったほうがいいと思う家具は、この5つのポイントに当てはまる家具を考えます。
ミニマリストになりたい方やミニマルライフを送りたい方の参考になるとうれしいです。
以上、ミニマリスト思考で家具を買う時の5つのチェックポイントでした。